Road to Global

日本国内の英語学習のみでグローバルビジネスへ。

チベット ラサへ旅行 - 2016年9月

今までに行った海外の中でもレア度が高く、強く思い出に残っている場所の一つがチベット。その時のメモ書き。

中国に赴任している時、中国地図を見ながら、いつかは行ってみたいと思っていたのがラサ。9月に3連休があったので2泊3日でのラサ旅行を計画してみた。

中国人以外の外国人がチベットに入るためには、現地の旅行会社を通して許可書を入手しなけらばならず、さらに現地ガイドも必須でつけないといけない。

まずは中国、成都空港からラサへフライト。飛行機の窓の外を見ると、雲の上にたまに山頂が覗いている。1時間程度で標高3650m、世界で最も高地にある都市の一つ、ラサへ到着。空気が澄んでいる、植物は背が低くて高い木はあまり見かけない。到着初日は高地に身体を慣らすために観光には行かず2日目がが観光の本番とのことなので、ホテルの周りのスーパーに行った程度。売っているものは中国とあまり変わらないが、ラサビールはレアだけど味は普通に中国のビール。ガイドさんからも高山病の症状を少しでも和らげるためにも部屋でゆっくりと休んでいるようにと言われた。見える山はヒマラヤ山脈、700km先はチョモランマ(エベレスト)。流れているヤルンツァンポ川はヒマラヤ北部から2900km流れてガンジス川と合流、何というか異世界

2日目にメインイベントのポタラ宮ポタラ宮チベット仏教の中心、芸術の宝庫というだけでなく単体として世界最大級の建物。現地ガイドのおかげで前日配布の予約券も手に入った。ここまで来て入れない可能性もあったので嬉しい。それにしても3650mの都市での滞在のキツさは想像以上。とにかく疲れるし、頭は重い。4月に行った九寨溝で大丈夫だったから少し油断していた。今調べたら九寨溝のホテルは2200mくらい、全然違う。現地ガイドがやたらと高山病の心配をするのも納得できる。

色拉寺、大昭寺へ行ってからポタラ宮へ。お寺の中や宮殿の中は撮影禁止だったけど、逆に集中して見れた。朝は高山病で頭が痛かったけど、午後は少し楽になって良かった。

今回の旅で一番印象に残ったのはチベット人の人々の姿。
一心不乱に五体投地をし続けている人々、お金がありそうには見えないのに仏像がある度にお賽銭と祈りを捧げる人々、老人を支えながら巡礼に来ている人々。

環境も厳しく食べ物も含めて豊かとは言えないこの土地でチベット仏教を核に過ごしている人々を見て、経済的合理性とは異なる世界での人生と幸せというものを感じることが出来た。

もう一度、今度はラサ以外のチベットにも来てみたいと強く感じた。

 

- 2018.9 当時のメモを読み返してみて、またチベット周りに行きたいなあと感じる。

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